たった10分のクリーニングでライバルに差をつける写真と検品の8つのポイント

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メンテナンスバイヤーの牧野(マッキー)です。 
  

「なんでクリーニングするの?」
 

綺麗になるから当たり前でしょうと

思う方もいるかもしれません。 
  

 

それはクリーニングした方が高く売れるからです。

高く売れる要素として大きいのが写真です。  
 
 

 
 

商品写真には

「売れる写真」

というものがあるんです。 
 
  

売れる写真の条件とは

・隅々までピントが合っている

・十分な明るさがある

・はっきりと映っている  
 

そのために「クリーニング」は

絶対にやったほうが得なんです。 
 

それでは詳しく理由をお話ししていきますね 
 

隅々までピントが合っている

次の写真を見比べてください
 

 
 

レンズの奥の方まで

しっかりピントが合っているものと

手前だけにピントが合っていて

奥のほうがボケてしまっています。 
  

人物を撮るには前後がボケたほうが際立って良いのですが

商品写真ではボケは必要ありません。 
   

ボケの少ない写真を撮るには

レンズのF値を大きく(絞り込む)必要があります。
 

このレンズの場合は「16」がもっとも絞り込んだ状態
  

絞り込んだ状態とは

絞り込むと奥までピントが合うようになりますが

見たとおり

光がたくさん通らなくなるので写真は暗くなります。 
 
 

絞り羽根を絞り込んだ状態
 

それを補うために強い照明が必要になるわけです。  
  

十分な明るさがある

そのためには

強い照明(フラッシュ)が必要になります。 
  

強い光をあてて撮影すると

気がつかなかった埃や塵が

すごく浮き上がって写ってしまいます。 
 
   
 

買う側からしたら

「埃っぽく見えるレンズ」

より

綺麗に見えるレンズ」がいいですよね。 
 

はっきりと映っている

絞り値を18~25に絞り込んで

撮影する物の奥までピントが合うようにします。  
 

外部のフラッシュは最低2個用意して

1つは撮影する物に直接向ける感じで

もう一方はバウンスといって直接商品にはあてずに

壁や天井に向けて反射する光を利用します。 
 

マッキーの撮影ブースの様子
 

そうすることで

際立った綺麗な写真が撮れます。
 

綺麗な写真ですねw
 

そして、レンズも

クリーニングを始める前に

機能を確認しましょう。 
 

せっかく綺麗にしたのに

AF動かない(゚;)なんて事になったら

時間の無駄ですからね。  
  
 

機能確認するポイント

次に確認するポイントを書いて行きますね。

・ヘリコイド(フォーカスリング、ピントリング)の動作

・絞り羽根の動作と油染み

・自動絞りの動作

・レンズの状態(カビ曇り、傷、コーティング)

・オートフォーカスの状態 
 

ヘリコイド(フォーカスリング、ピントリング)の動作

スレや、引っかかりがなく

しっとりとある程度の抵抗がある

グリスが劣化してスカスカになっているものもあります。  
  

その場合は

しっかりと記載して販売するか

グリスの交換が必要です。  
  

絞り羽根の動作と油染み

絞り羽根に油のシミがあると

動作に粘りが生まれて

シャッターを切った瞬間に

正しい位置まで絞り羽根が動かないので

意図した写真が撮れません。  
  

その状態で販売するとクレームに発展します。  

張り付いていて全く動かないものもあります。

分解して洗浄することでほとんどが機能を回復します。  
 
 

自動絞りの動作

カメラとレンズの絞りを連動するピンやレバーを操作して

絞りバネが素早く粘りなく動くことを確認しましょう。 
 

 

分解洗浄で機能回復することができます。

AFMF両方とも確認が必要です。  
 
  

レンズの状態(カビ曇り、バルサム、傷、コーティング)

ズームレンズは

構造が吹子のようになっているので

わずかなチリの混入は仕方ありませんが

カビと曇りはレンズを前後から覗くことで確認することができます。 
  
 
 

カビは分解清掃でクリーニングが可能です。
 

ガラス面の傷、コーティングの剥がれは修正できません。

またバルサムが原因の曇りは取り除くことはできません。 
 
  

AF(オートフォーカス)の状態

オートフォーカスの動作確認は

対応するマウントのカメラが必要ですが

デジタル一眼のボディを

メーカー毎に揃えるのはコストがかかるので

最初のうちは1000円前後で入手が可能な

フィルムカメラのジャンクで十分でしょう。  
 

 

シャッターボタンの半押しでフォーカスが迷わずに

ピントが合いシャッターか切れれば確認は終了です。  
 

売上が上がってきてから

少しずつフィルムカメラからデジタルに変更しましょう。 

もちろん中古で揃えていけばコストも抑えられますね。
 

できるだけ綺麗なカメラとレンズを

世界に輸出していきたいですね。
 
  

まとめ

美しい商品と写真で

ライバルに差をつけましょう+:.゚ヽ∀`)ノ゚.:+゚